
結核の歴史
ケッカクノレキシ
- 著: 青木 正和
結核を通して日本社会を見る
弥生期に日本に潜入した結核は、潜伏・沈潜し、近代化とともに猛威をふるった。治療法の確立によって沈静へ。そして結核は滅びた?
臨床医・研究者として、日本の結核対策を支え続けてきた著者が、結核と医療・社会・文化について論ずる。
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目次
第1章 理解しにくい病気―――結核概説
第2章 潜入、沈潜、蠢動―――弥生から江戸
第3章 爆発的蔓延―――――明治から昭和初期
第4章 死病、そして鎮静へ――敗戦から今日
書誌情報
紙版
発売日
2003年01月30日
ISBN
9784062116350
判型
四六
価格
定価:2,420円(本体2,200円)
ページ数
286ページ