
赤坂ナイトクラブの光と影
アカサカナイトクラブノヒカリトカゲニューラテンクォーターモノガタリ
戦後日本が繁栄に向かって疾走した時代、東京の夜に君臨したナイトクラブがあった。
戦後を彩った人々が繰り広げた夜ごとの宴。
表と裏、光と影のすべてを見届けた男が綴る夜の昭和史!
同じ従業員でも、ホステスはやはり意味合いが違ってきます。(中略)
ホステスのみに渡された勤務諸規定の冒頭には、こう書かれています。
「当ニューラテンクォーターは創立以来、世界各国の超一流タレントが数多く出演し、亦豪華なショーを誇り日本一のナイトクラブとして、そのゴージャスな雰囲気、上品なムードのある社交場の王座です。
当店の一員として入社した皆さんはホステスを云う職務に誇りと意欲をもってサービスに専念する様心掛けねばなりません」
――本文・「一流の客、誇り高い従業員、日本一高い料金」より
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目次
序章 スターたちの宴
第1章 「ニューラテンクォーター」開店
第2章 大人の社交場・ナイトクラブ
第3章 客は戦後日本の「顔」
第4章 ナイトクラブビジネスの裏表
第5章 ホテルニュージャパン炎上
第6章 「ニューラテンクォーター」の終焉
書誌情報
紙版
発売日
2003年02月26日
ISBN
9784062117371
判型
四六
価格
定価:2,530円(本体2,300円)
ページ数
328ページ
著者紹介
解説: 宮脇 磊介(ミヤワキ ライスケ)