
ジャンヌ、裁かるる
ジャンヌサバカルル
- 著: 楠見 朋

映画をめぐる――ひそかな悦び
視たものを視たままに伝えるのは、いけないことだろうか?
古今の名画を見つづける祖父とその孫娘(高校2年生)のみに通いあうひとつの確信、虚実の人間的魅力。
映画の核心にせまる新鋭作家の傑作長篇小説
本書に登場する映画(抜粋)
ピアノ・レッスン/市民ケーン/草原の輝き/橋の上の娘/チキ・チキ・バン・バン/バッファロー'66/悪魔のような女/シックス・センス/ひなぎく/めまい/12モンキーズ/サンセット大通り/女性上位時代/イヴの総て/エル・スール/好奇心/あの胸にもういちど/ライムライト/メリー・ポピンズ/オズの魔法使/アンナ/尼僧ヨアンナ/パンドラの箱/汚れた血/夜ごとの美女/渚にて/欲望/真昼の決闘/情事/夏の嵐/シラノ・ド・ベルジュラック/ジーン・セバーグの日記/街の灯……
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書誌情報
紙版
発売日
2003年03月19日
ISBN
9784062117524
判型
四六
価格
定価:2,530円(本体2,300円)
ページ数
424ページ