五感で恋する名画鑑賞術

五感で恋する名画鑑賞術

ゴカンデコイスルメイガカンショウジュツ

名画を美しいと思うあなたの心が美しい。

テレビ東京系列 放映『芸術に恋して』人気ナビゲーターの本!!

名札は見ない、額縁は見る。
目あての絵を、好きな順番で見る。
常識にとらわれない美術館の歩き方など誰もが腑に落ちる「鑑賞の王道」術!!

なぜ名画の多くは、水彩ではなく油彩で描かれるのか?
絵画に子供が主役として登場した時代とは?
父親が不在になった時代は?
マネの『草上の昼食』――なぜ、こんなところで、こんなヌード?
『モナ・リザ』は、額縁のサイズに合わせて画面の左右を切断されていた!!
名画の見方と秘密を教えます!!

好きな絵は、どこかで自分の鏡になってくれている。引っ込み思案だからこそ、ルネサンス彫刻のダヴィデのような英雄に憧れる人もいるかも知れない。性格面に閉鎖的なところがあるからこそ、青空や大海原の絵が好きということもあるだろう。ややこしい考えごとが苦手だからこそ、なにやら思索的な顔をした人物画や書斎の哲学者を描いた絵が好きということもある。


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書誌情報

紙版

発売日

2003年03月19日

ISBN

9784062117784

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

240ページ

著者紹介