なぜ日本経済は殺されたか

なぜ日本経済は殺されたか

ナゼニホンケイザイハコロサレタカ

世界支配を狙うワシントン&ウォール街複合体と、
日本の金融・政治・論壇エージェントたちの“日本潰し”を断固阻止せよ!

ベストセラー『マネー敗戦』『円の支配者』の両雄が処方する「日本再生」最後の劇薬!!

<ヴェルナー>
リップルウッドへの長銀の売却は、まさに日本の失策の代表例です。……日本の納税者のお金を使って、日本の大銀行は誰に売却されたのか? ただの一般の投資家ではない。ハゲタカ・ファンドに売られたのです。……ハゲタカ・ファンドは銀行を手に入れて、何をしようとしているのですか? 取引先企業の倒産です。それが彼らの儲ける手段ですからね。

<吉川>
あの売却劇は、私も非常におかしいと感じています。クリントン政権の財務長官だったロバート・E・ルービンはウォール街出身で、現在もそこの有力者ですが、彼は長銀の破綻処理を委託するコンサルタント選定の際に、裏でゴールドマン・サックスを推したのではないかと言われてますね。実際、政治的な圧力もあったのかもしれません。――本文より


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2003年07月06日

ISBN

9784062118682

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

226ページ

著者紹介