
無法外資-日本をしゃぶり尽くす白い牙
ムホウガイシニホンヲシャブリツクスシロイキバ
- 著: 徳本 栄一郎
「週間文春」で大スクープ!
ついに政界にも迫る魔手!
あなたの預金と会社は大丈夫か!?
日本人の生き血をすするハイエナたちの「非情の掟」
●竹中は「小僧」、小泉は「軍曹」
●日本企業が失った1200億円
●投資銀行部門と調査部門の出来レース
●国鉄・電電公社の民営化に現れた影響
●CIAと連携するローマ法王庁
●引き出し不能になった537億円
●日本人すべてを変える「恐怖の複合体」
われわれの職場で、われわれの共同体で、われわれが酒を酌み交わす場所で、「外資」と呼ばれる企業に勤務する外国人や日本人に接する機会が増えた。
また、山陰のある信用金庫に預けられた庶民のお金がデリバティブの運用失敗で消え、ヤクルト1本数円の利益を積み上げたお金が怪しげな金融商品に注ぎ込まれた、などというニュースも耳にするようになった。消えたお金の先にも、つねに「外資」がいる。
この本では、好むと好まざるとにかかわらず、これから日本人が対峙していかなければならない「グローバリゼーション」という大波の破壊力について述べる。そして、その最前線で私たち日本人が目にするのが「外資」なのである。――(「はじめに」より)
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書誌情報
紙版
発売日
2003年07月05日
ISBN
9784062118828
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
360ページ