北海道警察 日本で一番悪い奴ら

北海道警察 日本で一番悪い奴ら

ホッカイドウケイサツニッポンデイチバンワルイヤツラ

マスコミが報じない衝撃の事実!
事件を隠蔽し続ける腐敗組織の暗部を暴く!!

告発者と上官の相次ぐ怪死で真相は闇に葬られてしまうのか――。
チャカとシャブを密売し、女と金にまみれた「黒い警部」を生んだ道警の暴走を許すな!

捜査協力者というと響きはいいが、要は闇の世界に身をおきながら、警察の捜査に協力する密告者のことである。警察内部ではスパイの頭文字を取って「S」と呼んだりもする。(中略)
渡邉は暴力団組織に属したことはなく、一人裏社会で生きてきた。その一匹狼と、道警の幹部。二人には、蜜月と呼んでいいような時代もあった。
稲葉は渡邉が得た情報をもとにした捜査で手柄をあげて出世した。渡邉は稲葉をバックにして商売の手を広げ、億単位の金を動かすまでになった。しかし、稲葉が自ら拳銃や覚醒剤の密売に手を染めるようになったことで二人の関係に亀裂が走る。さらに、稲葉は覚醒剤で商売をするだけでなく、自ら注射して使用するようになる。――(本文より抜粋)


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目次

序章 告発者の怪死
第1章 黒い警部
第2章 女と金とシャブ
第3章 「S」――捜査協力者がはまった泥沼
第4章 墜ちた英雄
第5章 北海道警察の深い闇

書誌情報

紙版

発売日

2003年06月28日

ISBN

9784062119498

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

258ページ

著者紹介