草乃しずか刺繍の世界

草乃しずか刺繍の世界

クサノシズカシシュウノセカイ

草乃刺繍30年の集大成
折々の想いを針に託し、絹糸の織り成すふくよかな艶やかさを再現

古典を愛する心、自然を愛し人を愛する心が、華麗な絵となり、着物や帯を彩ります。草乃しずかが丹精込めて制作した、世界に1点だけの極上着物34点、帯35点が鮮やかに紙面を飾ります。

さまざまな出会いにより、作品は生まれました。
1.美術・音楽・文学との出会い
 能衣装、桃山小袖、絵画、『春琴抄』、『或る女』、『源氏物語』……。想像という不思議な世界と友だちになり、創作に発展します。
2.人との出会い
 両親をはじめ、黒柳徹子さんや安達瞳子さんといった著名人から、100人を越える方々との出会いにより、出会いは自分の未熟さを写し出す心の鏡であると知ります。
3.「私」の存在から祈りへ
 洋の東西を越えて愛されるヨー・ヨー・マの音楽、そして1500年も昔に作られた「天寿国曼陀羅繍帳」(聖徳太子の死をいたんで作られた祈りのためのタペストリー)との出会いにより、自分の日常にも祈りの表現があることを知ります。


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書誌情報

紙版

発売日

2004年09月10日

ISBN

9784062120159

判型

A4

価格

定価:5,238円(本体4,762円)

ページ数

112ページ

著者紹介