国産旅客機が世界の空を飛ぶ日

国産旅客機が世界の空を飛ぶ日

コクサンリョカクキガセカイノソラヲトブヒ

ラストチャンス!近い将来、日本ならではの名機誕生か!!

三菱重工が決断、国産ジェット旅客機開発がスタートした!!
覇権と独占、巨大リスクがのしかかる世界民間機ビジネスの空を、いかにして飛ぶのか!
過去・現在を総検証し、日本の潜在的可能性を読む!!

日本の航空機メーカーは、鳴かず飛ばずの状態が長く続いてきた。一方、世界の航空機産業を見渡せば、1990年代に起こった半世紀に一度とも言える劇的なまでの大統合、大集約を経て、一挙に寡占化してしまった。慎重経営で知られる日本の経営者は、失敗を恐れてこれまで大々的な進出をためらってきた。わずかに味わったYS-11などの失敗体験で、民間機ビジネスはもうこりごりとなったのである。ところが、いよいよもってそんなことはいっていられない。自らの存続を賭けて挑戦しなければならない時代に突入したのである。――「まえがき」より抜粋


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2003年09月27日

ISBN

9784062120401

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

394ページ

著者紹介