最高に幸せな生き方死の迎え方

最高に幸せな生き方死の迎え方

サイコウニシアワセナイキカタシノムカエカタ

永六輔氏が絶賛!心の在宅ホスピス!!

完璧ではなくても、痛みがなく、このような家族と医療の支えがあれば……。

考えてみると、これほど「死」を思わずに生きてきた半世紀はなかったと思う。世界的に見ても戦後日本はまれにみる平和で長寿の国になった。その中でいのちのはかなさとか、いのちの尊厳とかに私たちがふれずにきてしまった50年。70歳以上の方が、自分の死ぬ日はそんなに遠くないということを考えずに生きているというのは、昔だったらありえなかっただろう。(中略)もちろん、もう先は短いのだから絶望しろというのではない。必ず訪れる死を見つめながら、どうやって希望を作り出しながら生きていくかということを考えていかなければならないと思うのだ。――本文より


  • 前巻
  • 次巻

目次

まえがき 永 六輔
第1章 最期まで慣れた家で過ごしたい
第2章 ホスピスをどう考えたらよいか
第3章 みんなの痛みを消し去りたい!
第4章 在宅治療は「家族の姿」が現れる
第5章 最期までいい生き方をしたい
あとがき対談 永 六輔+内藤いづみ

書誌情報

紙版

発売日

2003年11月08日

ISBN

9784062121071

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

218ページ

著者紹介