
気骨 安倍晋三のDNA
キコツアベシンゾウノディーエヌエー
- 著: 野上 忠興
「タカ派の貴公子」安倍晋三の素顔に迫る渾身評伝!
幼い頃、両親はいつも不在だった 優しい祖父の家はデモ隊に囲まれていた
宰相になることを宿命づけられた人生とは!?
拉致問題では強硬論で官邸を慌てさせ、憲法は最初から作り直せと公言する―――
「若き宰相候補」安倍晋三とは、いったい何者なのか!?
インタビュー中、自民党幹事長室に安倍のひときわ大きい声が響いた。「拉致問題はどこで幕引きするのか、という声があるが」と水を向けたときだ。「(幕引きを日本側から)言っちゃあいけない、絶対にやっちゃあいけないことなんです。やったら(日本は)国として終わりです。(略)5人の家族や子供たちが帰ってきたら、あとの10人は報告書のとおりでございます、ああそうですか、もう結構でございます、とやるんですか。そのほかにもいる拉致された疑いのある人たちはどうなるんですか?(略)どこで幕引きということはないんです。それはあり得ない話でしょうが!」―――<第7章「脚光」より>
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書誌情報
紙版
発売日
2004年04月17日
ISBN
9784062123082
判型
四六
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
290ページ