これだけは語り残す戦争体験―私たちの遺書

これだけは語り残す戦争体験―私たちの遺書

コレダケハカタリノコスセンソウタイケンワタシタチノイショ

「戦争の悲劇を語ることは、限りあるいのちの実体を次の世代に確実に伝え残すことです」――日野原重明

真の平和を実現するために、全日本人、必読!

本書の出版の目的は、戦争という非情な事態が、いかに一人ひとりの市民の生活を困難におとしいれるものなのか、その実相を書いてもらうことで、そこから得たものを教訓として、戦争をまったく知らないわが国の子どもたちに戦争の無益さ、愚かしさを知らしめてほしいと考えたからである。ここに寄せられた43編は、いずれも胸を打つ真実の記録である。私たちは私たちの体験した「戦争」を語る中から、いのちを愛する子どもたちをつくり、「平和のメッセージ」を世界に向かって発信してもらいたいと願っている。――日野原重明


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目次

第1章 戦地からの脱出
第2章 無差別の死
第3章 究極の耐乏生活
第4章 流転の日々
第5章 敗戦直後の私
第6章 不戦の願い

書誌情報

紙版

発売日

2004年03月12日

ISBN

9784062123181

判型

四六

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

226ページ

著者紹介