ブルースノウ・ワルツ

ブルースノウ・ワルツ

ブルースノウワルツ

文芸(単行本)

「子どものうちは、ただばくぜんと未来は明るい気がしてるけど、大人になればわかるのよ。自分がつまらない人間だってこと」
R-18文学賞読者賞受賞作家の魅惑的なゴチック・ロマンス

「怪しすぎるよ。こんなところに『弟』がいるなんて嘘じゃないの?」父と二人、少女は教会の地下、苔むした石畳を歩んでいく。研究者の父と、社交に忙しい母、二人のメイドとともに館で何不自由なく暮らしていた彼女の前に、野生児の「弟」が出現した…。


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書誌情報

紙版

発売日

2004年05月14日

ISBN

9784062123501

判型

四六

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

204ページ

初出

「ブルースノウ・ワルツ」は書き下ろし。「グラジオラス」は『群像エクスタス』掲載。

著者紹介