結婚帝国 女の岐れ道

結婚帝国 女の岐れ道

ケッコンテイコクオンナノワカレミチ

結婚か、非婚か、「30代・女」の瀬戸際の攻防
負け犬か、勝ち犬か?降りるか、降りないか?やるか、やられるか?去るも地獄、残るも地獄の女の「現実(いま)」を気鋭の社会学者とカウンセラーが徹底的に解剖する!

「30代・女」の岐路を読み解くキーワード
ポスト均等法/不良債権化/ガラスの天井/パラサイトシングル/性の賞味期限/不倫市場/股裂き状態/かけがえのない関係/相対的剥奪/VERY/なし崩し性解放/まだ見ぬ未来/女の顔をした息子/孤独/グルーミング産業/ネオリベの罠/癒し/愛人予備軍/女女格差/勝ち組女/非正規雇用/存在証明


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目次

第1章 性規範と性行動のギャップを生きる30代
第2章 「かけがえのなさ」の解体と純愛願望
第3章 「愛はなくてもセックスできる」は常識なのに
第4章 男の「愛」とセクシュアリティ
第5章 去勢しないかぎり、暴力は続くのか
第6章 結婚難民よ、どこへ行く
第7章 「カウンセラー無用論」を俎上にのせる
第8章 人は、社会的存在でなければならないのか

書誌情報

紙版

発売日

2004年05月27日

ISBN

9784062124133

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

298ページ

初出

本書は、すべて語り下ろし(2002年9月収録の対談に加筆)

著者紹介