
人の値段 考え方と計算
ヒトノネダンカンガエカタトケイサン
- 著: 西村 肇
緊急出版!
中村修二が受けとるべき対価
衝撃の200億円判決が出た青色発光ダイオード裁判。
ほんとうは誰がいくらもらうべきなのか?経営者も、発明者も、事業化リーダーも、みんながナットクできる対価の決め方を示し、具体的な金額まで算定する。
なんの原則もない中で、ひたすら対決を避け、利害調整だけで運営されてきた日本社会。組織に巨大な利益をもたらしても、「お金」の代わりに「名誉」があてがわれ、不満は封じ込められてきた。しかし今、発明への対価を巡る一連の訴訟をきっかけに、卓抜した業績をあげた「人材」にどう報いればよいか、その「貢献度」をどう計算すればよいか、合理的な方法が求められている。これまで曖昧にすまされてきた「人の値段」の問題に、本書は日本で初めて、真正面から取り組む。
巻末に、適用例として『バカの壁』編集者の値段を算定した。
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目次
第1部 人の値段を決めるものは何か
第2部 青色発光ダイオード中村修二の場合
付録 『バカの壁』編集者の値段
書誌情報
紙版
発売日
2004年10月23日
ISBN
9784062124744
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
258ページ