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碁のうた 碁のこころ
ゴノウタゴノココロ
- 著: 秋山 賢司
紫式部と清少納言が打ったらどんな結果になるか、松尾芭蕉はどのくらい強かったのか。夏目漱石は? 正岡子規は? さらに杜甫は? 蘇東坡は? 残された作品(うた)だけが推理の材料。
●こういうものが読みたかった! という一冊として躊躇なくこの本を挙げる。碁の対局をみるたびに、これは詩であり、哲学だという思いを深めるばかりだが、本書によって古今東西の囲碁の詩と出会い、囲碁のドラマに分け入る。詩人の心に湛えられた碁の真髄は勝・負の世界を少しく超えて永遠だ。盤上に生まれた味わいある詩の空間を共有するよろこびは、碁を打つ愉悦に劣るものではない。――馬場あき子
Ⓒ秋山賢司
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書誌情報
紙版
発売日
2004年09月12日
ISBN
9784062125000
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
226ページ
電子版
発売日
2023年08月25日
JDCN
06A0000000000677789V
初出
本書は、囲碁新聞「週刊碁」(日本棋院発行)に、2000年7月から翌年の10月まで、63回にわたって連載された「碁のうた 碁のこころ」を、一部入れ替え、加筆削除して一冊にまとめたものです。