
イラク生残記
イラクセイザンキ
- 著: 勝谷 誠彦

「信介の最後の姿を描いてくれた勝谷さんこそ、彼の遺志を継いでくれるはずです」(橋田幸子氏)
亡くなった橋田・小川両氏とチームを組み、自らも武装集団に銃口を突きつけられた著者が、それでも現場に立たずには「発言しない」ことにこだわり続けた渾身の「戦場文学」!
だからこそ書くことは、偶然「生き残った」私の義務なのだ。――(本文より)
日本人外交官はだれに殺されたのか、なぜ米軍の陰謀説が浮上するのか。自衛隊はサマワで本当は何をしているのか、そもそもサマワとは、どういうところなのか。フセイン拘束は米軍の演出なのか、拘束された「あの穴」は今どうなっているのか。
大手メディアも専門家も、そして何より政治家は、なぜ現場に行かずに無責任なことをいえるのか。だれもまともに与えてくれない「答え」を得るために現場に行き、そして「生き残った」著者が書く、「異常きわまりない世界の今」!
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2004年07月23日
ISBN
9784062125185
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
262ページ