大空の覇者 ドゥリットル(上)――東京奇襲1942

大空の覇者 ドゥリットル(上)――東京奇襲1942

オオゾラノハシャドゥリットルトウキョウキシュウセンキュウヒャクヨンジュウニ

帝都激震!特攻爆撃の全貌!!

真珠湾攻撃の4ヵ月後、アメリカの神風「東京奇襲隊(トウキョウ・レイダーズ)」が決行した東京初空襲は、自殺行ともいえる危険な作戦だった!

ジェームズ・“ジミー”・ドゥリットルは太平洋戦争の初頭――日本の真珠湾攻撃の4ヵ月後に――東京を空襲した。それは緒戦で日本に圧倒されたアメリカにとって、鬱積(うっせき)した憂愁を一気に吹き払う快挙であった。しかしこの爆撃は、自殺行ともいえる危険な飛行であった。私はその理由を知りたいと思った。たまたまそのとき私は、不世出の撃墜王、故坂井三郎(さかいさぶろう)氏がドゥリットルを評した一言「あの方は雲の上の人です」を思い出した。――<「はじめに」より抜粋>


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目次

序章 雲の上の人
第1章 アラスカ仕込みの腕力
第2章 博士号を持つ飛行機野郎
第3章 シュナイダー・カップ優勝
第4章 航空の黄金時代
第5章 世界最速のエア・レーサー
第6章 オクタン価100
第7章 第2次大戦勃発
第8章 「馬に乗れ(ゲット・オン・ヒズ・ホース)」
第9章 東京奇襲隊(トウキョウ・レイダーズ)

書誌情報

紙版

発売日

2004年12月18日

ISBN

9784062127011

判型

四六

価格

定価:2,090円(本体1,900円)

ページ数

310ページ

著者紹介