
ターニングポイント-『折り梅』100万人をつむいだ出会い
ターニングポイントオリウメヒャクマンニンヲツムイダデアイ
- 著: 松井 久子
生きることは、出会うこと。
100万人が感動した映画『折り梅』の監督がかけがえのない人たちと過ごした、忘れられない時間。そこに見つけた、人生の真のよろこび!
吉行和子さん推薦!
良妻賢母を夢みていた少女は、ある日、「何かを表現したい」という新しい夢を持った。そして多くの人を感動させる映画監督になったのだ。
私自身の人生にも、いくつものターニングポイントがあった。いくつもの曲がり角には、かならずその時どき、「人」との出会いがあった。20代の雑誌ライター時代、30代のマネージャー時代、40代のプロデューサー時代、そして50代の映画監督。振り返れば、ほぼ10年ごとに新しい仕事にめぐり合っては、転職をくり返してきたことになる。はた目には、いかにも恵まれた「仕事人生」と映るのだろうか。しかし実際は、どの仕事も、自分が明確な志を持って、長い努力の末に獲得したというわけではなかった。それぞれの仕事は、いずれも、その時どきに出会った人が与えてくれたもの、との思いが強い。――<「エピローグ」より>
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書誌情報
紙版
発売日
2004年12月18日
ISBN
9784062127080
判型
四六
価格
定価:1,676円(本体1,524円)
ページ数
246ページ