
絶対に死なない
ゼッタイニシナナイサイキョウノトザンカノイキカタ
- 著・撮影: 加藤 幸彦
危険と困難は違う!危険は回避せよ!困難は克服せよ!
人生にルートは必ずある!ヒマラヤ、アンデス等の未登峰の難山を踏破!戦火のベトナムでビジネス!69歳で8201メートルのチョオユーに登頂!「ドン加藤」と呼ばれ、失敗しない男の異名をとる著者の魂の声!
命ある限り、失敗は貴重な経験として次の機会に生かされる。しかし、「失敗に懲りる」という深い痛手を負わなければ、次もまた同じ失敗を繰り返さないとも限らない。慎重さの裏には臆病さが存在する。経験を積めば積むほど臆病になる。その臆病さが常に最悪の事態を想定し、万全の対策を練りあげるのだ。「危険は回避すべきものであり、困難は克服すべきもの」。これは私が幾多の登山経験から学んだ教訓である。ところが、体力の限界に達すると両者の区別がつきにくくなる。しかも危険な場所は一見たやすそうに見えるから要注意だ。疲労で頭がぼんやりすると判断は曖昧になり、体は楽なほうへと流れたくなる。私にとって登山とは、体力の限界ではなく精神の限界への挑戦なのかもしれない。――<本文38ページより抜粋>
- 前巻
- 次巻
目次
第1章 氷壁を叩きつづけた15時間
第2章 困難は宝になる
第3章 計画を成功させる鉄則
第4章 リーダーの本領
第5章 限界に挑む
第6章 転進して生きる
第7章 挑戦心は死なず
書誌情報
紙版
発売日
2005年04月14日
ISBN
9784062128322
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
234ページ
著者紹介
著・撮影: 加藤 幸彦(カトウ ユキヒコ)