いつまでも花菜を抱きしめていたい

いつまでも花菜を抱きしめていたい

イツマデモカナヲダキシメテイタイオオサカキョウイクダイフソゾクイケダショウジドウサッシヨウジケンカラヨネン

「ママ、行ってきまーす」
そう言って、背中のかばんを揺らしながら走っていった花菜。これが最後の姿になるなんて、誰が予期したでしょう。

あの忌まわしき「池田小学校児童殺傷事件」で、鬼畜・宅間守に1人娘を奪われた母が綴る、慟哭の手記

事件後、子供を失って、崩壊の危機を迎える夫婦。精神的に傷つき、辛い日々を送る祖父母。そのうえ、事件前に犯人と出会っていた恐ろしい偶然まで重なってしまった、驚きと恐怖。泣き虫になった母の、4年間の想いが、今、語られる。


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書誌情報

紙版

発売日

2005年06月04日

ISBN

9784062129268

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

232ページ

著者紹介