全核兵器消滅計画

全核兵器消滅計画

ゼンカクヘイキショウメツケイカク

これはSFではない。
ニュートリノで核を消す――素粒子物理の権威が考案した究極のプラン

全世界の核2万発を無力化する驚異の計画。立案者は菅原寛孝。素粒子研究の総本山、KEK(高エネルギー加速器研究機構)のトップを10年超も務めた世界屈指の理論物理学者だ。菅原はニュートリノをどう使い、核を消そうというのか。そのカギは、かつて原爆開発のマンハッタン計画で並み居る天才物理学者たちを悩ませた「未熟爆発」という奇怪な現象にある。

なぜ核はなくさねばならないか。
それは核が個人を殺すだけでなく、人類そのものを絶滅させかねないからだ。今、世界には2万発の核兵器が存在する。これらの核の脅威によって、地球上の60数億の人類は常に絶滅の危機にひんしている。――<本文より>


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書誌情報

紙版

発売日

2005年07月17日

ISBN

9784062129497

判型

四六

価格

定価:1,540円(本体1,400円)

ページ数

198ページ

著者紹介