美智子皇后と雅子妃 平民妃十年の苦闘

美智子皇后と雅子妃 平民妃十年の苦闘

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雅子妃は「ワガママ病」なのか!?美智子皇后の結婚10年と、どう違うのか!!
美智子皇后にもあったきびしくつらい孤独だった日々。深く傷つきながらも心の再生に努力し続けた、嫁いでからの10年があったからこそ、今がある!同じく嫁いで10年となった雅子妃は、果たしてこの危機を乗りきり、未来の皇后を目ざすことができるのか!!

「それまでの雅子のキャリアや、そのことにもとづいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」 皇太子の「雅子妃の人格否定発言」に対して、宮内庁は「思いつかない」「わからない」を連発。旧皇族のひとりは、「雅子さんは皇太子妃として、覚悟が足りません。皇室に上がったからには、プライバシーはないものと思っていただきたい。天皇家には継承するという大切なお仕事があります。頑張ってお子さまをつくらなくてはなりません」とのきびしいお言葉。雅子妃は「適応障害」と診断された。その原因は明らかにストレスである。皇太子妃という特別な立場のご苦労、ご懐妊、流産をめぐる問題、公私の区別をつけにくい多忙な生活、揚げ足とりのような批判に適応できず、極端に落ち込み、抑うつ状態と診断されたのだと思う。たしかに民間から入られた女性にとって、皇后への道はきびしいものに違いないが、美智子さまというお手本があるのは心強いことだ。――<本文より抜粋>


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目次

第1章 「もう誰とも会いたくない!」
第2章 母になった喜び
第3章 つねに反感と中傷がついてまわり……
第4章 「覚悟が足りません!」
第5章 「古稀の誕生日に」

書誌情報

紙版

発売日

2005年06月17日

ISBN

9784062129787

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

230ページ

著者紹介