出生の秘密

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出生の秘密

シュッセイノヒミツ

文芸(単行本)

漱石研究の新解釈
衝撃作『青春の終焉』に続く新たな地平――精神分析、現代思想から漱石、丸谷文学までを貫く“秘密”を論じて、読む快感の小説論!


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目次

1 出生の秘密
2 起源の誘惑
3 無意識の魔
4 子供の懐疑
5 少年の妄想
6 記号の階梯
7 鏡のなかの私
8 寂しさの始原
9 母の場所
10 孤児の道
11 捨子の笑い
12 妄想と攻撃
13 開化の秘密
14 僻みの弁証法
15 孤独の発明
16 魂の悲哀

書誌情報

紙版

発売日

2005年08月12日

ISBN

9784062130059

判型

四六

価格

定価:3,300円(本体3,000円)

ページ数

626ページ

初出

『群像』’04年1~11月号、’05年1~5月号。『孤独の発明』は大幅改稿、『魂の悲哀』『あとがき』は書き下ろし

著者紹介