転落弁護士

転落弁護士

テンラクベンゴシワタシハコウシテヘイノナカニオチタ

甘い女体と札束の誘惑に負けました……
「銀座の先生」が横領、恐喝の罪を犯し、4年間の刑務所(ムショ)暮らしをする羽目に。警視庁出身の元弁護士による告白ノンフィクション!!

〔序文〕元東京地検特捜部長 河上和雄氏

「弁護士が5000万円着服 債務整理めぐる預かり金 神奈川県警逮捕」
「『談合』と三菱重工脅す 恐喝未遂容疑 元弁護士ら8人逮捕」
これは、平成2(1990)年10月24日付毎日新聞夕刊と、平成6(1994)年11月9日付朝日新聞夕刊の記事の見出しですが、いずれの弁護士も、この私であります。本書は、そんな元弁護士の私の恥と裏切りの物語です。――<「あとがき」より抜粋>


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目次

第1章 5000万円横領、逮捕
第2章 栄光と転落
第3章 弁護士失格――橋梁(きょうりょう)談合恐喝事件の内幕
第4章 三途の川を渡る
第5章 刑務所ヤクザの陰謀
第6章 塀の中のトボケた面々
第7章 そして、地獄の顔となる
終章 塀の外に出てみれば

書誌情報

紙版

発売日

2005年07月23日

ISBN

9784062130141

判型

四六

価格

定価:1,760円(本体1,600円)

ページ数

326ページ

著者紹介