ニッポンを解剖する 養老孟司対談集

ニッポンを解剖する 養老孟司対談集

ニッポンヲカイボウスルヨウロウタケシタイダンシュウ

あなたは、今の日本が本当に好きですか?
「この国のふしぎ」が腑に落ちて分かってくる、対談14連発!

●いまここにいるみなさん、一人残らず、死ぬんですよ!――瀬戸内寂聴(作家)
●『万葉集』は緊張感のみなぎる、アウトサイダーの文学だ――リービ英雄(作家、法政大学教授)
●好きな仕事をしたければ、仕事にしたことを好きになれ――玄田有史(東京大学社会科学研究所助教授)
●フィクションを書いて体験した「なんてバカな戦争をしたんだ」――福井晴敏(作家)
●先進国はアフガンという「田舎」が怖いのだ――中村哲(NGOペシャワール会現地代表)
●敵(かだぎ)だっても、でァじにしろ これがイエスの心です――山浦玄嗣(開業医、ケセン語研究家)
●裁判傍聴人、オウム法廷で林郁夫の号泣を見る――佐木隆三(作家)
●ニッポン国民はすべからく参勤交代にて虫捕りをすべし――奥本大三郎(埼玉大学教授)
●家の子郎党が「お家」のためにがんばる会社とは?――岩井克人(東京大学 経済学部教授)
●虫の知らせか、太古の記憶か? どうも最近、火山が気になる――石黒耀(作家)
●母は家族の日常を支え、父は書斎で本を読む――加地伸行(同志社大学専任フェロー、大阪大学名誉教授)
●ちゃぶ台片せばベッドルーム 日本の家には思想がない!――藤森照信(東京大学 生産技術研究所教授、建築史家)
●隠棲に憧れ、晴耕雨読 人生いまがいちばんです――細川護熙(元内閣総理大臣)
●カボチャとサツマイモは、もう一生、見たくない――半藤一利(作家)


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書誌情報

紙版

発売日

2006年03月24日

ISBN

9784062133449

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

278ページ

初出

2004年~2005年『Fole』(みずほ総合研究所)誌上に掲載された対談に加筆・再構成。

著者紹介