赤ちゃんの値段

赤ちゃんの値段

アカチャンノネダン

女子中高生の出産、不倫の子、レイプ……。
「ごめんなさい。本当に、ごめんなさい」
望まない妊娠の果てに“売られていく”子どもたち――。
海外養子斡旋の驚くべき実態と、産みの親との再会をつづった、感涙のドキュメント。

本書の内容(目次から)
●激増する未成年中絶
●「戸籍をきれいにする」方法
●総額は200万~300万円
●寄付金を強要する事業者
●「障害児なら安くします」
●養親はクリスチャンが条件
●国際的な批判を浴びる日本
●日弁連の警告
●中国、韓国の「赤ちゃん市場」
●養子縁組ツアー
●「輸出国」の汚名を返上した韓国
●「日本人の斡旋費用は他国の倍」
●養子たちの「ルーツ探し」
●まだ見ぬ実母への思慕
●知る権利、隠す権利
●海外流出から国内斡旋へ
●「養子縁組斡旋法」の提案
●お母さんに会いたい
●突然の返事


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2006年06月21日

ISBN

9784062134842

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

262ページ

初出

2004年10月、2005年5月の二度にわたって読売新聞の社会面に掲載した連載記事、「赤ちゃんあっせん」「続・赤ちゃんあっせん」をもとに、大幅に書き加えたもの。

著者紹介