
田中角栄の時代 小沢一郎の知恵
タナカカクエイノジダイオザワイチロウノチエサイショウノウツワトハナニカ
- 著: 小林 吉弥
VS.安倍晋三 最終戦争の行方!!
“永田町同期生”の著者が明かす「剛腕」の素顔!
自民党政治の終わりの始まりの象徴ということでしょう。幕が下り始めたというか。小泉首相の唯一のプラス面を言えば、自民党において経世会とそれに代表されるものを壊したことでしょう。小泉さんの意図とは別だが。小泉さんという人は、自民党を壊す気なんかなかったんだ。経世会を壊せばいいだけでね。あとは、すべて官僚に丸投げの政治だった。その結果、官僚の中身は崩壊しつつあるけれど、逆に官僚の制度、形は肥大化してしまった。――<「小沢一郎・特別インタビュー」より>
- 前巻
- 次巻
目次
“永田町同期生”37年――まえがきに代えて
第1章 小沢流「自民党殲滅シナリオ」――「この国には時間がない!」
第2章 寡黙な青年――「剛腕」と「独善」の精神形成過程
第3章 田中角栄直伝――選挙には必勝法がある
第4章 乱れる後継者――「一・龍戦争」の教訓
第5章 最後の勝負師――「破壊」と「創造」の論理
第6章 小沢一郎・特別インタビュー「あらゆる疑問に答える」
書誌情報
紙版
発売日
2006年10月28日
ISBN
9784062135979
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
222ページ