NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』上巻

NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』上巻

イモタコナンキンエヌエイチケーレンゾクテレビショウセツ

作家・田辺聖子の半生を藤山直美が熱演!昭和40年代の大阪を舞台にした話題のNHK連続テレビ小説を完全ノベライズ化!

4世代の大家族の中で天真爛漫に育つ花岡写真館の娘・町子は好物の芋料理「なんばさつま」と同じくらい小説好きの文学少女。太平洋戦争で日本の勝利を信じながらも敗戦を迎えた町子は生まれ変わった時代の中で新たな価値観を見出し、小説家になるという夢を実現する。その一方で、ひょんなことから出会った町医者・徳永健次郎と大人の恋を育んでいたが、やがて結婚へと発展。嫁いだ先はなんと舅・姑・小姑・5人の子供のいる9人家族の大所帯だった。家事、育児、作家活動という目まぐるしい生活の中、次々と起こるハプニング。しかし、明るいキャラクターとみなぎるパワーを持つ町子はへこたれることなくそれら1つ1つに全身全霊でぶつかっていく。食べること呑むこと書くこと、そして人を愛することが何よりも好きな、楽天女性の波乱万丈に満ちた一代記。


  • 前巻
  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2006年09月27日

ISBN

9784062136358

判型

B6

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

272ページ

初出

NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』2006年10月2日~2006年12月22日までのシナリオを基に小説化したもの。

著者紹介