NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』下巻

NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』下巻

イモタコナンキンエヌエイチケーレンゾクテレビショウセツ

5人の連れ子と大奮闘!作家・田辺聖子の半生!
物語はいよいよ佳境に! 大人気のNHK連続テレビ小説を完全ノベライズ化!

恋愛小説で若い女性から圧倒的支持を得る超売れっ子作家の花岡町子は40歳を前に、5人の子持ち男・徳永健次郎と結婚した。個性溢れる家族の面々や強烈なキャラクターのご近所さんたち、有能だけどちょっとマヌケな秘書、それに流れ者の義兄などなど、ケッタイな人々とのふれあいで町子のバイタリティーと好奇心はさらにパワーアップする。笑いと喧嘩がコミュニケーションという徳永家の子供たちもやがて巣立ち、親たちは永遠の別れを告げ、町子たちもいずれ訪れる老いを意識するようになる。結婚という新しい世界に飛び込んだことで得た様々な仲間や思い出の数々は町子を人として、また作家として大きくさせていった。男は男らしく、女は女らしくをモットーとする頭でっかちながら「かいらしい」夫・カモカのおっちゃんを愛し続けた1人の女性の厚みある人生の物語。


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書誌情報

紙版

発売日

2006年12月23日

ISBN

9784062136518

判型

B6

価格

定価:1,430円(本体1,300円)

ページ数

240ページ

初出

NHK連続テレビ小説『芋たこなんきん』2006年12月25日~2007年3月31日までのシナリオを基に小説化したもの。

著者紹介