
平成「経済格差社会」
ヘイセイケイザイカクサシャカイ
- 著: 江上 剛
朝日新聞の好評連載が単行本化
「勝ち組」「負け組」の評価に翻弄されるな
日本人よ、自信を持とう!
経済の体温や呼吸を感じとろう!
景気は持続的な成長軌道に乗ったと、政府やエコノミストは言う。しかし一部の大手企業や特定の人たちだけが成長を享受し、多くの中小零細企業やサラリーマン、主婦などは成長から取り残されているのではないかというのが私の実感だ。(中略)そのようになればなるほど大上段に振りかぶった経済論議より、経済の体温や呼吸が感じられる「街かど経済散歩」の役割が期待されるに違いない。――<「まえがき」より>
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目次
第1章 進化する東京「新経済マップ」
第2章 「ニュー・シーズ(新しい種)」は甘いか、苦いか
第3章 サラリーマン「財布は軽く、肩の荷は重く」
第4章 「華」のサイクルは速く、短く
第5章 「オールドエコノミー」は死なない
第6章 職人と芸術家の誇りに感服!
第7章 小泉経済改革で「庶民は路頭に」
第8章 日本を危うくする「因子」
書誌情報
紙版
発売日
2006年10月26日
ISBN
9784062136693
判型
B6変型
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
246ページ
初出
『朝日新聞』2004年9月18日~2006年6月21日までに連載されたコラムを単行本化。
著者紹介
著: 江上 剛(エガミ ゴウ)