
テロルの真犯人
テロルノシンハンニン
- 著: 加藤 紘一
なぜ、狙われたのか。
老テロリストを決起させたのは、尖鋭化していく「時代の空気」だった。政治家の一言が、人を動かし、時代の歯車を回す。政治家にとって、言葉とはなにか。覚悟とはなにか。それでも私は、発言を続ける――。
【本書の主な内容】
●絵に描いたような全焼
●同世代の犯人
●「それが私の心だ」
●私はなにを発言してきたか
●安倍首相の訪中
●日中のわだかまりはなぜ消えないか
●内務官僚の子
●復員した兵士たちの体験談
●朝鮮人差別
●「靖国の妻」たち
●私の中国体験
●畏友の自死
●吉田茂の訓辞
●キッシンジャーに騙された
●「加藤の乱」から小泉劇場へ
●日本会議と『ゴーマニズム宣言』
●オリンピック、ワールドカップの愛国心
●自由電子化する国民
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書誌情報
紙版
発売日
2006年12月20日
ISBN
9784062137386
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
240ページ