
姉ちゃんの詩集
ネエチャンノシシュウ
- 著: サマー
弟が見つけた詩に100万人が癒された!
『お母さん』
お母さんだいすき
お母さんが死んじゃったら
私も死んじゃうくらい悲しいです
だからずーっと一緒にいてください!!!!
一緒におばあちゃんになって楽しく過ごしましょう!!!!!!
私はいま生きてるから なみだがあったかくてうれしいです
その物語は、「姉ちゃんの自作の詩集をみつけた」という、ひとつの投稿からはじまりました。お姉さんがひそかにつづり、書きためていた詩を弟が発見。それをネットの掲示板に公開したところ、爆発的に支持が広がったのです。その詩は、思春期の女の子の奔放さが人をどきっとさせ、同時に、描かれる情景のあたたかさが癒しと笑いをもたらすという、新鮮な魅力にみちあふれていました。家族という、もっとも近くにいながら、実はなにも知らない人の物語。「自分も家族についてなにも知らないかも」とお感じの人、ぜひ手にとってみてください。
「奇跡のような言葉の群れだ」――吉田戦車(解説より)
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目次
まえがき 吉田戦車
第1章 サマー
エッセイ 不思議な弟
第2章 おやすみなさい
エッセイ 秘密
第3章 たぶんそうなのだ
寄稿 ピエール瀧
第4章 ふたりなら
童話「金木犀」
エッセイ これは私のもの
あとがき サマーの母ロッテ
書誌情報
電子版
発売日
2006年12月20日
JDCN
0621381600100011000Y
著者紹介
著: サマー(サマー)