
ダイヤモンド「腐蝕の連鎖」 政・官・業が集う「日本の密室」
ダイヤモンドフショクノレンサセイカンギョウガツドウニホンノミッシツ
- 著: 立石 勝規
ロッキード事件、金丸脱税事件、西武鉄道事件……ライブドア事件
すべては、ダイヤモンドから始まった
戦後、「地下室」を最初に掘った人物は、児玉誉士夫である。30年余にわたって「地下室」を支配し、闇社会に君臨できた児玉の力の根源となったのはダイヤモンドである。ダイヤモンドは自由民主党の母体となった日本自由党の結党(1945年11月9日)資金となり、保守政界に児玉が多くの人脈を持ったことが、闇社会のドンに登りつめる出発点となっている。(中略) 次々に起こる大型脱税事件の取材とともにダイヤモンドの行方も追った。政界や財界が今も引きずっている「児玉の影」を生んだダイヤモンドを、自分の目で、どうしても確かめたかった。
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目次
序章 20カラットのダイヤモンド
第1章 児玉誉士夫と自民党
第2章 浮上するダイヤモンド
第3章 金丸信・金塊の謎
第4章 児玉誉士夫の影
第5章 日本株式会社の秘密
終章 あとがきに代えて
書誌情報
紙版
発売日
2007年05月31日
ISBN
9784062138185
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
262ページ