
流通王 中内功とは何者だったのか
リュウツウオウナカウチイサオトハナニモノダッタノカ
- 著: 大塚 英樹
中内の生涯は、われわれ日本人に対して「無から有を生み出す者こそもっとも尊い」というメッセージを残したと言えるのではないかと私は考えている。無から有を生み出すというのは、なにも「ものづくり」にかぎった話ではあるまい。社会に新しい価値観、新しいライフスタイル、新しい社会システム、すなわち新しい社会のあり方をこの世に現出させること。中内のやったことは、まさしくこれだった。――〈「序章」より〉
中内功が叫んだ。
「僕が死んでから出版してください。今、出されたらかなわん!」
300人超の経営者に肉薄し、「カリスマ」中内功に20年間密着した男だから語れる、知られざるその「虚」と「実」!
カネのために働くことほどつまらないことはない!
中内の生涯は、われわれ日本人に対して「無から有を生み出す者こそもっとも尊い」というメッセージを残したと言えるのではないかと私は考えている。無から有を生み出すというのは、なにも「ものづくり」にかぎった話ではあるまい。社会に新しい価値観、新しいライフスタイル、新しい社会システム、すなわち新しい社会のあり方をこの世に現出させること。中内のやったことは、まさしくこれだった。――<「序章」より>
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目次
序章 巨星墜つ
第1章 狂気
第2章 革命文化
第3章 商人と商売人
第4章 好奇心といかがわしさと
第5章 事業家というもの
第6章 栄光と転落
終章 「中内功」とは何者だったのか
書誌情報
紙版
発売日
2007年08月25日
ISBN
9784062138604
判型
四六
価格
定価:1,980円(本体1,800円)
ページ数
358ページ
電子版
発売日
2015年07月03日
JDCN
0621386000100011000L