許される嘘、許されない嘘 アサノ知事の「ことば白書」

許される嘘、許されない嘘 アサノ知事の「ことば白書」

ユルサレルウソユルサレナイウソアサノチジノコトバハクショ

「知事の犯罪」と無縁の秘密!
犯罪捜査報償費をめぐって県警と対峙、改革派知事として3期12年にわたり活躍、惜しまれて退任した男が綴った「毎日がことばの勝負」

ことばへの興味は、幼少時代からである。学校生活では、結構多弁な人間として振る舞っていた記憶がある。23年7ヵ月務めた厚生省での公務員生活でも、言語に対する興味は持続された。知事となってからは、ことばが勝負という毎日であった。政治家のはしくれであり、口下手では勝負にならない。選挙、議会答弁、記者会見、県民との対話、主に口を使う言語ということになろうか。(中略)知事を辞めた後も、慶應義塾大学教授としての講義、テレビ出演、講演活動、いずれも口先で勝負している。ことばをあやつることは、私にとって、職業生活そのものと言っていい。――<「まえがき」より>


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書誌情報

紙版

発売日

2007年02月28日

ISBN

9784062138635

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

214ページ

著者紹介