
イラク自衛隊「戦闘記」
イラクジエイタイセントウキ
- 著: 佐藤 正久
「ヒゲの佐藤」が初めて語った真実
TV・新聞が踏み込めなかった「戦場」
砂漠の最前線では何が起こっていたのか!?
「正当防衛」「緊急避難」の場合でも、認められているのは抑制的武器の使用で、銃を撃つにしろ、相手に致命傷を与えないように、急所をはずさなければならないと決められている。(中略)少し前までは、「正当防衛」「緊急避難」の判断は、個人に委ねられており、指揮官が号令を出すことはできなかった。つまり、引き金を引くという行為については、隊員個人がすべての責任を負わなければならなかったのだ――。――<「第6章 現場の集団的自衛権」より>
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目次
序章 邂逅と永遠の別れ――奥大使のたぎる情熱
第1章 最悪の出発
第2章 「ヒゲの隊長」の真実
第3章 「佐藤商会」の戦い
第4章 部族長の交渉術
第5章 日本の歴史が築いたもの
第6章 現場の集団的自衛権
第7章 世界に燦然と輝く国
書誌情報
紙版
発売日
2007年03月16日
ISBN
9784062139212
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
262ページ