
虚構 堀江と私とライブドア
キョコウホリエトワタシトライブドア
- 著: 宮内 亮治
「ニッポン放送、フジテレビは、なぜ騙されたのか」
プロ野球進出騒動、総選挙、村上ファンドとの関係、ITの寵児が疾走した「既存勢力への挑戦と限界」
まさかコイツじゃないよな――。目の前に立つ、ジーパン、Tシャツ、ジャンパー姿の小汚い学生風を見て思った。髪は長く、似合っていない。しかし、東京・六本木の会社から横浜・関内の私の事務所近くまで来てくれたのだから、私のほうから声をかけるべきだろう。「堀江さんですか?」小太りの武田鉄矢風がうなずいた。「ハイ」 1996年3月。それが、それから10年近く苦楽をともにし、最後は東京拘置所にも一緒に入ることになる23歳の堀江貴文と、28歳の私との出会いだった。――<本文より>
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目次
第1章 ライブドア事件とは何だったのか
第2章 天才・堀江と私
第3章 狂いだした歯車
第4章 ライブドアを彩った面々
第5章 刑事被告人という立場
第6章 次のステージ
書誌情報
紙版
発売日
2007年03月25日
ISBN
9784062140232
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
262ページ