茶陶家 利茶土ミルグリム 作品集

茶陶家 利茶土ミルグリム 作品集

チャトウカリチャードミルグリムサクヒンシュウ

東西の架け橋となった、茶陶家・利茶土ミルグリム作品の集大成!

茶道裏千家・鵬雲斎玄室大宗匠の支援のもと、日本文化を深く理解し、愛し、研鑽と独自の美意識によって、つくり出された茶道具。利茶土ミルグリム30年の歩みを辿る!

序文より
30年位前になりますか、アメリカの青年が私の方の門を叩きました。お茶の勉強をしたいと熱望で、早速各国から茶道修業に来ている人達のグループ「みどり会」に入って貰いました。その青年がリチャード氏であったのです。アメリカ人である彼の作陶は、アメリカや日本という分け隔てのない無から出た彼なりの作風が生まれています。生まれ故郷のボストン近郊に窯を、そして京都の園部の山奥に最初から造った窯、その窯に私が彼の名を日本的に変えて「利茶土窯」とつけました。「利茶土窯」、とても彼にピッタリの名であると私は思います。(簡略)――裏千家前家元 千玄室


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書誌情報

紙版

発売日

2007年11月22日

ISBN

9784062140256

判型

AB

価格

定価:5,238円(本体4,762円)

ページ数

174ページ

著者紹介