
生かされている命 広島・長崎 「二重被爆者」、90歳からの証言
イカサレテイルイノチヒロシマナガサキニジュウヒバクシャキュウジュッサイカラノショウゲン
- 著: 山口 彊
「二重被爆」という悲劇――多くの方に読んでいただき、命の重さを受け止めてほしい。(俳優・吉永小百合)
8歳のとき、母親が自殺、喧嘩で寂しさを埋めた。14歳のとき、父親が事業に失敗、格差社会の「天」「地」を味わった。29歳のとき、出張先の広島で被爆、命からがら戻った長崎で、二度めの被爆。そして、生きていくために米軍で通訳として働いた。戦争を生き抜いたひとりの日本人が、90歳から語り始めた、生きる力と平和への願い。
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書誌情報
紙版
発売日
2007年07月26日
ISBN
9784062141659
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
246ページ