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「感謝」と「謝罪」 はじめて聞く日中”異文化”の話
カンシャトシャザイハジメテキクニッチュウイブンカノハナシ
- 著: 相原 茂
お世話になったら何度もお礼を言う日本人。中国人はお礼よりも、謝ること・詫びることを繰り返す。これは「お礼を繰り返すなんて水臭い。しかしお詫びは一度で済ませてはいけない」という感情からくるものらしい。かくして「感謝」に敏感な日本人と「謝罪」を重んじる中国人の間には、日常のいたるところに対照的な行動が現れる。日中間のイライラの正体を言葉から探る、中国語教育の第一人者が説く異文化理解へのガイダンス。
日中間のイライラの正体とは?
「感謝」に敏感な日本人 vs.「謝罪」を重んじる中国人――
中国語教育の第一人者が説く異文化理解へのガイダンス
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目次
I 北京で考えたこと
1.言葉から見る日中異文化 2.北京で考えたこと
II 日中異文化コミュニケーション入門講義
1.沈黙は無能 2.食事の話 3.人を信用するか 4.ゴミ箱論 5.人とつきあう
III 感謝と謝罪
書誌情報
紙版
発売日
2007年09月30日
ISBN
9784062141758
判型
四六
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
230ページ
電子版
発売日
2017年07月28日
JDCN
06A0000000000003614H
初出
本書は「言葉から見る日中異文化」法政大学国際日本学シンポジウム報告書『日中の文化関係を考える 相互認識の「ずれ」を中心に』’05年法政大学国際日本学研究センター。「北京で考えたこと」月刊『東方』’04年12月号東方書店、他から収録にあたり大幅な加筆訂正。