
荒木克己作品集 花の小宇宙 スキャナーで見る植物の創造力
アラキカツミサクヒンシュウハナノミクロコスモススキャナーデミルショクブツノソウゾウリョク
- 著・写真: 荒木 克己

写真ではない?!
実物そのまんまをSCAN(スキャン)!!
スキャナーとパソコンを駆使して魅せる
驚きのデジタル花譜、初登場。
特別付録/観音開き・四季の植物マンダラ
「映像のカメラマンが、なぜスキャナーで植物を記録しているのですか・・?」
この質問に答えを出せないまま、作業を続けてきた。
パソコンを使い始めた頃、ちょっとしたいたずら心で庭の赤い花をスキャンした。
その画像の鮮明さと質感は動画とはちがう不思議な存在感があった。
(中略)
「スキャナーはカメラか・・?」ともかく、この「新しい筆」が私を不思議な世界に
連れ出し、たくさんの人たちとの出会いを生み出してくれたことは確かだ。
-------------著者あとがきより
超拡大で見る薬草・有用植物の不思議!
7年間にわたる記録画像を再構成した70種余!!
巻末/植物解説とスキャニング制作ウラ話
●7年間に亘って継続スキャンしてきたデータを各植物ごとに1~4Pで再構成し、早春から秋まで、花の季節に添って紹介。(蝋梅、節分草、バニラ、大山蓮華、ハンカチの木、紅花ほか約70種)
●約230種の植物と昆虫を実物大で屏風仕立てに再構成したものの縮小版を両観音開きで収録。
●スキャニング方法の紹介、家庭でもできる植物スキャンの楽しみ方、植物解説・・・・ほか
- 前巻
- 次巻
書誌情報
紙版
発売日
2007年10月21日
ISBN
9784062143363
判型
A4変型
価格
定価:2,860円(本体2,600円)
ページ数
132ページ
著者紹介
著・写真: 荒木 克己(アラキ カツミ)
1947年兵庫県伊丹市生まれ。 フリーの映像カメラマン。 2001年3月頃より植物のスキャン記録を始め、 同年秋から日本新薬(株)山科植物資料館の協力で、 園内の薬草の記録を本格的に開始。 その成果を独自の手法で構成した作品により、 2004年「エプソン・カラーイメージングコンテスト」入賞。 現在までのスキャン記録数は、薬草1200種類、 種子200種類を超え、スキャナーとパソコンを 駆使した植物の新しい記録法として、関係者の注目を 集めている。本書が初めての出版となる。