講座 スラブ・ユーラシア学 第1巻 開かれた地域研究へ 中域圏と地球化

講座 スラブ・ユーラシア学 第1巻 開かれた地域研究へ 中域圏と地球化

コウザスラブユーラシアガクヒラカレタチイキケンキュウヘチュウイキケントチキュウカ

28+αの国を数え、大変貌のまっただ中にある地域 広大な空間を「中域圏」概念で分析
ロシア、ウクライナ、中央アジア、バルト三国、旧ユーゴなど 旧ソ連・東欧研究の現在の動向がわかる


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目次

第1章 中域圏――地球化時代の新しい地域研究
第2章 空間の科学――政治研究のツールとしての中域圏概念
第3章 戦略としての地域――世界戦争と東欧認識をめぐって
第4章 地域概念の構築性――中央ヨーロッパ論の構造
第5章 地域研究と言語学――Balkanの用法からバルカンを探る
第6章 歴史の中のコーカサス「中域圏」――革新される自己意識と閉ざされる自己意識
第7章 ユーラシアとアジアの様々な三角形――国境政治学試論
第8章 地球化と地域経済統合――CISを中心として
第9章 スラブ・ユーラシアにおける農業問題と地球化――旧ソ連諸国のWTO加盟問題をめぐって

書誌情報

紙版

発売日

2008年01月24日

ISBN

9784062144568

判型

A5

価格

定価:2,200円(本体2,000円)

ページ数

288ページ

著者紹介