講座 スラブ・ユーラシア学 第2巻 地域認識論 多民族空間の構造と表象

講座 スラブ・ユーラシア学 第2巻 地域認識論 多民族空間の構造と表象

コウザスラブユーラシアガクチイキニンシキロンタミンゾククウカンノコウゾウトヒョウショウ

新世代の中央ユーラシア・ロシア・東欧研究
オリエンタリズム論を超える異文化認識の方法を求めて史料・芸術・民族学から見る鮮やかな地域空間論


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目次

第1章 中央アジアとイラン――史料に見る地域認識
第2章 ロシア的風景の発見――風景画のトポス
第3章 現代中欧文学と地域アイデンティティ――<中(東)欧意識>再検討の試み
第4章 北ロシアのフォークロア――シュリクンの異称から見る多民族文化の接触
第5章 生業文化類型と地域表象――シベリア地域研究における人類学の方法と視座
第6章 カルムイク人とブリヤート人の民族意識――「モンゴル」認識と「独自の道」
第7章 露清関係とカザフ草原――帝国支配と外交の中の地域認識
第8章 ロシア帝国のムスリムにとっての制度・地域・越境――タタール人の場合
第9章 ヨーロッパ人になろう!――「祖国」としてのエストニアと地域認識

書誌情報

紙版

発売日

2008年02月17日

ISBN

9784062144575

判型

A5

価格

定価:2,420円(本体2,200円)

ページ数

330ページ

著者紹介