車いすの旅人が行く!  「心のバリアフリー」を求めて日本縦断

車いすの旅人が行く!  「心のバリアフリー」を求めて日本縦断

クルマイスノタビビトガイクココロノバリアフリーヲモトメテニッポンジュウダン

目に見えないバリアを取り除くヒント!
高校3年生の時、ラグビー部の練習で脊髄損傷を負い、車いす生活になった元気印の元電通マン。その彼が、手助けしたい周りと手助けされたくない自分とを交錯させながら、北海道から沖縄まで訪ね歩き、ニッポンの現状を書き下ろす。

何か行動しようと思うと、「設備がないからダメだ」「規則ですからできません」と言われた。本人がしたければ、やらせてみてもいいのではないか。なにも助けてほしいと言っているわけではない。飲食店の入店拒否、遊技施設の利用拒否、大学の入学拒否、レジャー観戦の入場制限、例を挙げればキリがない。行動する機会すら与えてくれないことに失望した。私にとっては、バリアフリー設備は、二の次。地形や立地、古さ、景観、予算など解決が難しい場合もあるし、完璧な設備は存在しない。最低限のアクセスを保障し、そして一人の人間として行動する機会を与えてほしい。――<「はじめに」より>


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目次

1.乗らなければ始まらない!交通機関篇
2.1度は行ってみたい!観光スポット篇
3.行ってみなければわからない!宿泊・日帰り施設篇
4.好きなチームは応援したい!スタジアム篇
5.旨いものが食いたい!食事篇
6.車いすでも楽しめます!レジャー篇
7.これは困った!搭乗拒否篇
<付表>都道府県別 心のバリアフリー度ランキング

書誌情報

紙版

発売日

2008年04月16日

ISBN

9784062146388

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

274ページ

著者紹介