「見た目」で選ばれる人

「見た目」で選ばれる人

ミタメデエラバレルヒト

ミリオンセラー『人は見た目が9割』の実践編がついに登場!
職場! 婚活! 就活! これ1冊ですべてOKです。

「出会った直後の0.5秒で人は判断される」「一目惚れが長続きするわけ」「会話が盛り上がる人、盛り下がる人」などなど……。他人事とは思えない身近な面白エピソードのなかに、自分を変えるヒントが見つけられるはず!

コミュニケーションにとって、言葉以上に仕草や表情といった「見た目」がどれほど重要かを世に知らしめた著者の竹内一郎さん。
その竹内さんによる、「見た目」=内面を磨くヒント満載のエッセイ。

企業はもとより、婚活でも就活でも、コミュニケーション力が強く求められています。
自分の“強み”がわからない人、人間関係に自信がない人、人から自分がどう見られいるかわからない人、もっと認めてもらいたい人にもお勧めです。


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目次

プロローグ 判断は○五秒――気持ちは読まれている’
第1章 パッと見の威力
第一印象が当たるわけ
会う回数が多いほど好きになる
一目惚れの不思議
惚れた相手を見る目
恋人募集広告の心理学
伝達手段が便利になればなるほど
「伝わらない」のにはわけがある
ビジュアル全盛の欠点
第2章 三割は誤解
恋人役は何となく決まる
“華”のある人になれるか?
挨拶がものさしだった
挨拶ひとつで、自分が変わる
三割が誤解して見られている
“我見の見”と“離見の見”
アレクサンダーの三面鏡昭
第3章“見た目”のゴール
整形手術と痛々しい中年
よい“鏡”を持つ
「らしく」振る舞う
“本当のこと”はいえない
停滞と惰性を打ち破れ!
司馬遼太郎と大岡昇平の人間観
学生のための教材がベストセラーに!
眠っている才能が目覚めるとき
自分が“わかる”と何が変わるか
第4章 モテ仕草の罠
毒にも薬にもなる“見た目”
“モテ仕草”とは何か
自分の目が曇るとき
言葉のない芝居
五感で感じることを忘れたとき
共働きと子どもの“表情”
第5章 評価は一八○度変わる
人気のない“表情”
会話を盛り上げる“表情”
空気を読むミラーニューロン
表現は細やかかオーバーか
下手くそと上手くそ
人類共通の感情表現
演劇の世界では常識
“テレビ”の飽きさせないテクニック
レンボンガン島のタケウチグラマー
人の持つ“命”と“運”
エビローグ オバマの大逆転――言葉をしのぐ説得力

書誌情報

紙版

発売日

2009年03月18日

ISBN

9784062152983

判型

四六

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

226ページ

初出

webサイト『MouRa』において、2007年10月1日~2008年9月8日まで連載されていた。

著者紹介

著: 竹内 一郎(タケウチ イチロウ)

九州大学博士(比較社会文化)・著述業・演出家・劇作家・漫画原作者。 1956年福岡県生まれ。横浜国立大学卒業。九州大谷短期大学助教授などを経て、現職。 著書には、ミリオンセラーとなった非言語コミュニケーションの入門書『人は見た目が9割』、サントリー学芸賞を受賞した本格漫画評論『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』など多数。創作には「さいふうめい」の筆名を使い、著書に『戯曲・星に願いを』(文化庁舞台芸術創作奨励賞佳作)、『哲也~雀聖と呼ばれた男~』(原案担当、講談社漫画賞)などがある。