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最強国の条件
サイキョウコクノジョウケン
イェール大学ロースクール教授が壮大なスケールで描く、21世紀版『大国の興亡』。
日本再興のヒントも、きっと詰まっています!
「一時代を築いた歴史上すべての”“最強国”は、人種・宗教・文化を問わず、世界の優れた人材を受け入れ、寛大に遇したが故に最強たりえた。そして寛容すぎたが故に不寛容が生まれた結果、ほぼ例外なく最強国は衰退し、滅んだのである」
----エイミー・チュア----
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目次
序章 一極優位を可能にするもの
第一部 前近代の最強国
第1章 最初の「最強国」 キュロス王からアレキサンダー大王にいたる、古代ペルシャ帝国
第2章 ローマ帝国における寛容 剣闘士、長寛衣、そして帝国の「絆」
第3章 中華帝国の絶頂期 混血王朝・唐
第4章 大モンゴル帝国 野蛮なコスモポリタン
第二部 近代の最強国
第5章 不寛容の代償 中世スペインの異端審問と異教徒追放
第6章 小国オランダが築いた世界帝国 ダイヤに織物、そして、あらゆる宗教の“ごった煮”
第7章 東洋における寛容と非寛容 オスマン、明、ムガール
第8章 イギリスとその帝国 「反逆児」と「白人の責務」
第三部 近現代そして未来の最強国
第9章 アメリカ 移民が築いた最強国
第10章 枢軸の蹉跌 ナチス・ドイツと大日本帝国、不寛容の帰結
第11章 中国、EU、そしてインド 次の最強国は、どこか?
第12章 歴史の教訓 アメリカが選択すべき未来 ほか
書誌情報
紙版
発売日
2011年05月11日
ISBN
9784062153942
判型
四六変型
価格
定価:3,080円(本体2,800円)
ページ数
454ページ
初出
イェール大学法科大学院教授エイミー・チュアのDAY OF EMPIRE(2007年刊)の完訳版。