
夢と才能を育てる究極の脳力開花 七田式「魂の教育」
シチダシキタマシイノキョウイクユメトサイノウヲソダテルキュウキョクノノウリョクカイカ
- 著: 七田 眞
本書は、生前の七田眞本人が一番最後に心血を注いで書き記し、自ら「七田教育のバイブル」「永久に使ってほしい」と強く推した、著者の掉尾(ちょうび)を飾る、「決定版」です。
親子一体の愛情こそが、子どもの脳を最大限に開き、子供のこころを生かし、子供の 「魂」を育て、人生の夢をはぐくみ、一人ひとりをほかの人のために役立つリーダーに育てます。
子ども固有の才能を最大限に伸ばし、人生の夢を描き、それを実現させ、人とは競わず、人のために生かす人生を選択していく。これが本当に親子の魂を磨く教育です。
「わが子だけは」という思いを超える、永遠に真実の教育がここにあるのです。
赤ちゃんから幼児向けに、イメージ脳である右脳を開花させて潜在能力を引き出す独自の学習法を、七田眞は提唱してきました。
右脳の開花とは、親子の愛情教育が基本であり、七田教育とは才能開発であると共に、心と情操を育てる教育なのです。
そこでは子ども固有の才能は、最終的には他の人のために役立てることがめざされています。
七田眞の永年の幼児才能教育と、七田眞の理想である「徳」育が、ここで融合していきます。
この意味で本書は、赤ちゃんへの温かい接し方から、人生の真の目的の発見までを、親子一体、愛情一杯になりながら見出していく道筋を描いた、七田眞自身の夢が実現した、究極の作品です。
- 前巻
- 次巻
目次
はじめに 思いやりを大切に
第1章教育の基本とは愛情
愛情とはスキンシップを通して/自信が育つことが鍵/親からの刺激で子どもの脳回路ができる ……
第2章一人ひとりの能力の開花をめざす
心の教育五つのステップ/その子が伸びる方向へ/自立する子どもを育てるには ……
第3章人生の夢に目覚めさせる魂の教育をしよう
才能よりも徳を大切に/子どもにも尊敬の念を/親子で豊かな実体験を/いかに生きるかを一緒に学ぶ ……
第4章 子どもを伸ばし、夢を見つける育て方
たくさん抱かれた子どもは心も育つ/親のプラスの言葉で子どもは育つ/子どもに愛を伝える「8秒間の抱きしめ」/変わらぬ愛情を伝える「5分間暗示法」/良いところを1日5回ほめる/子どもの話を聞く「やまびこ法」 ……
第5章 みんなが人のために尽くすリーダーに
左脳だけでなく右脳が大切/「進学塾でいい成績」を超える/リーダーになる7つの条件/人のために尽くす ……
おわりに 命を生かす
書誌情報
紙版
発売日
2009年05月09日
ISBN
9784062154819
判型
四六
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
194ページ
著者紹介
(しちだまこと) 1929年生まれ。島根県出身。教育学博士。しちだ・教育研究所会長、七田チャイルドアカデミー校長。長年研究してきた幼児教育を七田式幼児教育理論として確立。島根県江津市を拠点に、全国各地で講演活動を行っている。現在、七田式幼児教室は全国450ヶ所以上にあり、七田式教育はアメリカや韓国、台湾など世界的に広がっている。著作は200冊を超える。主な著書に、『認めてほめて愛して育てる』『もっともっと伸びる子どもの能力』『子どもの知力を伸ばす300の知恵』(以上、PHP研究所)、『0歳からの子どもの脳の育て方』(中経出版)、『七田式超右脳開発トレーニング』(総合法令出版)、『七田式子育て理論 36年の法則』(講談社)など。2009年4月逝去。