外科医 須磨久善

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外科医 須磨久善

ゲカイスマヒサヨシ

文芸(単行本)

“海堂ワールドの新展開、外科医の謎に迫る。” 世界的権威の心臓外科医はいかにして誕生したのか。旧弊な学界から若くして認められるため、どんな奇策をとったのか。現役医師作家にしか書けない、医者の秘密。


目次

第1部 心臓外科医 須磨久善の旅
1章 未来への扉を開く――公開手術[1992年 ベルギー・ブリュッセル 41歳]
2章 学会の熱風――米国留学[1984年 ソルトレークシティ 33歳]
3章 回り道か抜け道か――外科研修と胃大網動脈バイパス手術[1986年 36歳]
4章 ニュー・ライフラインの発見――AHA(米国心臓協会)[1988年 38歳]
5章 外科医になろう――少年時代から医学生時代
6章 ローマへの道――ローマ・ジェメリ総合病院[1994年 44歳]
7章 バチスタ手術――湘南鎌倉総合病院[1996年 46歳]
8章 スマ手術への進化――バチスタ手術の完成形[1997年 47歳]
9章 医療の宝石を手に入れる――葉山ハートセンター[2000年 50歳]
10章 須磨久善はどこへ行くのか――心臓血管研究所へ[2008年 58歳]
第2部 解題 バラードを歌うように[2008年7月]

書誌情報

紙版

発売日

2009年07月24日

ISBN

9784062155830

判型

小B6

価格

定価:1,257円(本体1,143円)

ページ数

224ページ

初出

『小説現代』2008年11月号~2009年3月号

著者紹介

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