
デリバティブ汚染-金融詐術の暴走
デリバティブオセンキンユウサジュツノボウソウ
- 著: 吉本 佳生
東西有名私大に巨額の損失をもたらした“強毒性”金融商品が、日本中で炸裂する!
【買った組織】
大阪府、兵庫県、新潟県、福岡県、
大阪市、名古屋市、神戸市、松山市、朝来市、豊岡市、
慶應大、早稲田大、関西学院大、関西大、京都大学教育研究振興財団、
日本経済団体連合会、ゆうちょ財団、全国私立保育園連盟、広島県医師会、暴力追放運動推進センター、全国の信用金庫や地方銀行……ほか
【売った組織】
三井住友銀行、野村證券、日興コーディアル証券、三菱UFJ証券、みずほ証券……ほか
ベストセラー『金融工学の悪魔』の著者が告発!
「高金利」「元本保証」を謳い文句にした金融商品は、
FXよりも危ないギャンブルだった。
投資家のリスクを回避するために開発されたはずの金融技術は、
メガバンクや証券会社が暴利をむさぼるために悪用されていた。
日本中にまき散らされた“汚染”は、自治体や大学、企業、病院や公益法人など、
この国の未来を支える幾多の組織を蝕んでいる。
いますぐ対処しなければ、大変なことになる――。
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書誌情報
紙版
発売日
2009年07月31日
ISBN
9784062157360
判型
四六
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
298ページ
著者紹介
(よしもと・よしお) 経済学者(エコノミスト)。1963年、三重県生まれ。名古屋市立大学経済学部卒業後、住友銀行勤務を経て、同大大学院経済学研究科満期退学。大学や企業研修などで、生活経済学、国際金融論、経済数学、ファイナンス論などの講義・演習を教える経験をもち、『スタバではグランデを買え!』『金融広告を読め』『金融工学の悪魔』など著書多数。 Blog:「損益は糾える縄のごとし」http://yoshimoto-yoshio.cocolog-nifty.com/blog/